【一点集中】で得たもの/失ったもの

こんにちは、メメです🍴

昨日、物事に集中する為の自分の考え方の癖を発見しちゃいました。

その他全てを捨てて、一点集中すること

コレなんですね…。


結論から言うと、やらない事をお勧めしたい!

理由は、賭けるものが多いと負けた時に立ち直れなくなるからです。

致命的ダメージはみんな負いたくないですよね?

結果、やらない方がいい!




それ関連で、前に僕が痛い目を見た記憶が呼び起こされた‥

思い出したくもない、僕の暗黒時代の幕開けだ!

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僕には憧れの妹がいます。

なんでもやり始めたらトップ数%の領域に入ってしまうSuper Woman。

何をやっても平均点の僕とは大違いです。

なので、いつも見てました。

「かっこいいなー、あんな風になりたいなー」って

でも、ある事に気づきました。

妹は何かに集中する為に、学校を疎かにしたり、生活を疎かにしたりしているということに。

その姿を見て育った僕は、

「あー なるほど、捨てた分だけ、時間をかけた分だけ成果が出るんだ!」

自然とそんな風に考えるようになっていました。


そして、僕は高校2年生になった時、結果を出さねばならない環境に直面する。

そう、大学受験である。

この時、僕は受験勉強以外を捨てた。

・人間関係
・休む時間
・睡眠時間
・遊ぶ時間 など ‥

とりあえず、ある時間全てをかけて勉強しまくった。

将来が不安だったし、勉強する事で周りに褒められていたから、自分の価値は勉強してることだと本気で思ってた。

だからずっと勉強した。

東京の大学にいって、安定した生活を送って、親孝行して、立派な大人になろう。

そんな誰にも否定されないだろう。
世間的に100点の理想の好青年像を目指して、僕は勉強し続けた。



しかし、現実はそんなに甘くない。

テストの前に詰め込むだけで、高点数を取る!

という邪道な勉強方法しか会得してなかった僕は、やった内容を長期的に記憶に残すことができなかった。

完璧主義にブーストがかかって、やるタスクが膨大に膨れ上がった。

毎日、なんでこんな量もこなせないんだ!って思って過ごしてた。

睡眠時間を削っていたので、常にぼーっとしてたし、周りは全員敵に見えた。




周りが全員敵+自己否定+勉強しかしない!

こんなスーパーハードモードで人生をプレイし続けた結果は‥




地方国立しか受からない。
ポンコツ成績しか捻り出せなった。

ここからも自己否定
・周りに成績負けた
進学校に行かせてもらったのに
・東京に出るって言っちゃったのに
・こんなに時間を注いだのに負けた
・こんなんじゃ妹には到底及ばない

こんな感じで、僕は
自信、人との付き合い方、時間、etc
数えきれない程の多くの物をを失った。

ここで得た者は、
自分の無能さの理解、頭を使わないと勝てない
という2つのこと。



一点に集中することはリスクでしかない。

しかし、持ち物フルベットして、コンティニューし続けた奴は勝てると思う。

僕は残念ながら、そんな風になれなかった。

更に、僕には回復志向という資質が備わってるらしくて

・もっとこうしたらいいのに
・できないところを出来るようにしよう

という風な思考になりやすくて、
完全に自分には向いてなかった。

そこを無視して、捨てまくった結果 心がバグった。

・勉強が終わって何したらいいのか分かんない。

・何しても楽しくない。

・人との関わり方忘れた。

・ごはんも美味しくない。

自分の価値であった勉強という軸がポッキリが折れて、自信を無くした僕はただ部屋で一人寝転ぶだけ‥

そんな空虚な生活を1年過ごした僕が

再起動するのは、また別のお話。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。